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2008年5月 3日 (土)

PER(株価収益率)

 PERは、この場合予想PERを意味します。株価を今期の予想1株当たり利益を割ることで、予想PERは計算されます。又、会社の時価総額を予想純利益で割ると同じく、PERがわかります。利益に対して何倍の評価があるのか、もし、株価が効率的なら、PERが高い会社は利益の成長性が高いのだから、PERが高くなります。一方、PERが低い会社は成長性が低いのです。でも成長性を株価が織り込むのでしょうか。私はPERが低い会社の株を買います。近頃の株式の購入で、ローソンを見送り、CVSベイエリアを買ったのは、PERがローソンが20倍以上もあり、CVSは、15倍だったからです。配当利回りもCVSが高いので、この場合は迷うことなく、CVSを買います。どちらもコンビニなので、利益の成長は同程度でしょう。利益や配当だけで株価は決まりません。純資産と株価の比率を示すPBRを見ましょう。ローソンは2.4倍ですが、CVSは1倍未満です。但し、自己資本比率は、ローソンが48%なのに、CVSが34%と低いのですが、CVSとの比較でローソンが割高なのは、利益面・資産面から見て、私には理解できません。市場から、CVSが見捨てられているのでしょう。ローソンのような大型株に対して、中小型株は、更に割安に放置されている証拠だとも思います。
 PERの逆数である、株式益回りという指標もあります。これと長期金利との「差」がイールドスプレッドと呼ばれました。バブルが形成された時、バブル崩壊以降も、株式益回りが、長期金利より低かったのです。今のように、長期金利が2%もない状態なら、PERが50倍で、益回りが2%で、長期金利と同様だと言えます。利益が成長すれば、PERが50倍も正当化できるのです。でもこの長期金利が2%未満が異常だとして、5%としても、PERが20倍でも、割高でないと言えるでしょう。私は、今の異常な株安の状況なら、PERが10倍未満が望ましいし、25倍以上は買いを見送るのが賢明だと思います。
 PERが大事だとしても、将来の利益がより重要です。3月期決算なら、09年3月期も大事ですが、例えば11年3月期がより重要でしょう。何しろ長期的に株式に投資するわけですから。今期の業績は厳しいのですが、決算発表が始まり、会社が予想利益を発表しています。円高・資源高・米景気など、懸念材料も多いのですが、来期(10年3月)の利益が回復するように願っていますし、立派な経営者ならそうするでしょう。

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