会計情報は株式投資に使えない
90年代前半、バブルが崩壊してからですが、会計学を研究しているなら、会計学の知識を使って株式投資をしたらという勧めが数学を研究してる同僚から言われ、会計情報から考えて株価が高すぎると思っていたので、使えないと答えました。そして、会計情報から見て、株価が高すぎるという論文を書きました。バブル崩壊後もPERと長期金利との比較では、高すぎました。PERの逆数である、株式益回りと長期金利では、株式益回りが高くて、イールドスプレッドは、経験的に数%だと。今の金利水準だと、PERが50倍でも、長期金利より低い。
実は私が投資を始めたのは、配当利回りが高くなり、金利が低くなったからです。「利回り反革命 」が契機でした。株式投資を始めた、97年末に「良い時期に始めた」と言われましたが、それまでは、高すぎて買えなかったのです。でも、初心者で短期のキャピタルゲインで満足してました。バフェットとかの著書を読んで長期投資に変わりました。コーエーが最も保有期間が長いです。上新電機も長いのですが、3000株を時期をずらして買い、2000株売りました。でも、配当・優待の権利は、ずっとゲットしています。2003年、仕手筋が買い、売りましたが、その後、200以下に下落、買い戻しました。今は600円以上ですが、業績が回復しているので、売りません。今は会計情報を利用できます。それと乖離して株価が高くなれば売ります。
会計情報を吟味して、割安株を買えば、そう失敗はありません。私は会計情報を利用して、平均以上の結果を出しています。当然、会計の知識も重要ですが、それ以上に投資についての知識が重要です。マルキールの『ウォール街のランダムウォーカー』やシーゲル博士の『株式長期投資の勧め』は、有益です。私はバフェットみたいに集中投資はしません。竹田和平さんに投資手法が似ていると思います。
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